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2008年5月11日

第21回 オディセイとわたし

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車にはあんまり興味のないわたし、実はずっと1993年のトヨタのバンに乗っていた。これがまた広くてわたしの機材を全部のせてもまだ3人(詰め込んで5人)はのせられるという本当に重宝な車だった。この車を買ったのは1997年でその当時上の息子が5歳、その彼が今16歳なのだからわたしは本当に長いことこの車をキープしたことになる。車自体は現在30万キロを越え、それでもまだ走り続けている。が、2006年に海(かい)くんが産まれてからこの車で遠出をするのが心配になりだし、ずっと新しい車を買おうかなぁ〜と迷っていた。そのわたしが先週やっと決心してホンダのディーラーに行くことにした。お目当てはホンダのバン“オディセイ”。機材がたくさんあるのと、海くんをのせるために必ずバックシートを必要とするわたしにとってほとんど選択の余地はない。

まず最初に、キーボードのケースの長さを測ってオディセイの後ろにまちがいなくはいるかを確認。そのあとテストドライブをし、その日はそれだけで帰るつもりだったのだが、そうは問屋がおろさない。結局、セールスマンの人にねばられて、午後2時半から夜の8時までディーラーにいて最後には車を購入することになった。わたしにとっては一生で初めての新車なので本当に記念すべき日になった。せっかく初めての新車だからと、DVDシステムどころか、ワイヤレスの電話や、ナビゲーションもつけてもらった。そして数日たった今でもまだこれが自分の車とは信じられないのだ。

まず、今までの車はサイドドアが閉まりにくく、その度にバンッ!と思い切って閉めなくてはいけなかったのに、今はリモートのボタンを押すと音もなくドアが開く。わたしにとってこれは革命的なことである。あと、前の車はステレオシステムが古くなって右側のスピーカーが壊れてほとんど聴こえなかったが、もちろん新しい車は360ワットの新しいステレオシステムで赤信号でとまるとわざと窓をあけて大音響でラップなんか聴きたくなる。。。??
この調子では慣れるまですこしかかりそうだな。。

マテリアリスティック・ガールではないわたしだが、今回はお金が人を幸せにできることもある、と実感した。そしてミュージシャン友達に「今度ギグがあったらわたしドライブするね〜。」と言いまくっているわたしである。ということでなんと自慢たらしいコラムになってしまったが、オディセイちゃんに免じて許してください。

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投稿者 admin : 09:25

2008年5月 1日

第20回 ミュージックチャンと私

こうやって長年ミュージシャンとして食べてきたが、なんだかんだ言ってやっぱり好きなことで仕事ができるって素晴らしい、と、よく思う今日このごろ。(とはいいつつ今でもその日暮らしですが。。。。)
この年になったので、やはりこれから伸びてくる若いミュージシャンをサポートしてあげることはできないだろうか、とずっと考えていた。

で、プロミュージシャンとはどういうものか、どうしたらプロになれるのか、みたいなところから始まり、まぁ私のいろいろな体験談なんかも交えたブログを作ったらいいんじゃないかな、と思い立った。なので、このサイトは今のところ全部日本語で日本人のミュージシャンでアメリカ進出を考えている人などを念頭に文章を書かせてもらった。その名も「ミュージックチャン・ドット・コム」である。
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http://www.musicchan.com/

ミュージックチャンという名前はもとダンナのケンのアイデア。昔からアイデアだけはある人だった。(ごめん、ちょっとイヤミっぽい発言。)ミュージックチャンのセットアップとデザインを担当してくれた。初めて書いた記事は“プロミュージシャンになるための3つの重要なポイント”で、書きながら、自分で「そうそう、その通り!」うなずいてしまったくらいかなり的を得ていると思う。

これからの企画としてはここロスでのいろいろな音楽学校の先生にインタビューしたり、もちろん日本人で活躍しているミュージシャンもゲストに迎えインタビューなどをどんどんしていくつもり。

今現在で約20の記事がのっていますので、ぜひ寄ってみてください。

ではミュージックチャンをよろしくお願いします!

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のりこさん、元All-4-Oneの名ヴォーカリスト、"Jamie Jones"と日本からゴスペルを勉強するためにLAに来たばかりの由佳さん。由佳さんは日本でもプロとしてゴスペルを歌っていますが、憧れのJamieに会えて興奮状態でした。また、のりこさんのミュージシャンとしての生き方にも大変感銘を受け「のりこファン」になってしまいました。(PCI談)

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投稿者 admin : 04:03