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2009年5月14日

第70回 : この雨がやんだら散歩に出よう

５月１日
ジムでプール。昼飯は前から気になっていたレストランに行ってみる。１２時前なのにすでにランチメニューのほとんどが売り切れ。恐るべし。まぁ私の狙いは通常メニューのポークジンジャーなので問題ないが。添えられていたマカロニサラダにタレがからまってうまい。１２時過ぎからコレのリハーサル。クアトロに向けて久しぶりのナンバーを演奏。盛り上がった。昔の曲もメンバーがそれぞれ今のフィーリングでプレイするので新鮮で楽しい。夜は家でシャンパン。

５月２日
散歩の途中でヒステリックグラマーをのぞいたらタイミングよくデニムが入荷したばかりとの事。まだ店頭にも出していないタイミング。気になっていたデニムを試着してみる。ヒスのデニムはシルエットもユーズド加工も素晴らしくて気に入って愛用しているが今期のBurning Blueというモデルは今までの中でもベストといえる仕上がりだと思う。50年代のヴィンテージデニムがさらに日焼けしたイメージ。スリムストレートとブーツカットがあるが私はブーツカットを購入。裾が切りっぱなしなのもサーフな感じ＆男っぽくてグッド。お気に入りのアイテムとなりそうである。
夕方からジムに行ってプールで１時間ほどウォーキング。サウナも決めてちょいとのみに行く。

５月３日
忌野清志郎さんが亡くなったという事を昨日の深夜にテレビで知った。ぼう然とした。しばらく動けなかった。清志郎さんとは新宿のパワーステーション最後の日に初めて会った。「（コレクターズも）ながいよね～」と優しく話してくれた。のみながらジャック・ブルースの事とか古いロックの話をした。私が清志郎さんの事について詳しいので驚いていた。だって影響受けまくったもん。RCを初めて聴いたのはNHKのラジオ番組サウンドストリートだった。火曜日でDJは森永博史氏。その日は放送全部がスタジオライブという粋な番組になっていた。渋谷屋根裏で盛り上がり始めていた頃で「雨あがりの夜空に」をリリースする直前だった。ものすごい勢いでとにかくぶっ飛んだ。あの時のショックは今でも私の中に生きていてギタープレイの中に宿っていると思う。そして私はギターを弾き続ける事でしか偉大なロックンローラーに感謝をしめせない。それが正しいと信じる。ありがとうございました。そしてさようなら。心からご冥福をお祈りします。

５月４日
なんだかどこかまだポカ～ンとしている。ちょっとこわかったが大好きな「ラプソディー」という曲を聴いてみる。不思議だ。もちろん涙があふれたが同時にポジティブな気持ちも上がってきた。なんなんだろう？またロックンロールが少し分かった気がした。

５月５日
午後から雨が降るかもしれないという事なので早めに散歩に出る。ずっと天気が良かったので久しぶりの曇り空もそんなにいやな感じはしない。久しぶりにのり弁が食べたくなったので買って帰る。ふむ。たまには悪くないね。しかし昔ほか弁でバイトしていた私だけに自分で作ったのり弁を食べたい。はやくもDVDでレンタル開始された「只野仁　最後の劇場版」を観る。高橋克典の頬を見るといつもよりストイックに撮影にのぞんだ感じがする。連休で気がゆるんでいる私は夜遅くに禁断の大判焼きを食べてしまった。超おいしかったのでいいや。

５月６日
昨日は午後からずっと雨が降っていた。今朝は降ってはいないものの今にも降り出しそう。急いでジムに行って大判焼きのカロリーを消費すべく燃える。筋トレも少し。さて帰ろうかと思って外へ出るとちょうど降り出してきてしまった。人生こんなもんだ。あきらめて濡れて帰る。家でいろいろ片付ける。今日は連休最後の日。こういう日の夕方の街がなんとなく好きなのだ。あいにくの雨だがストリートに出る。ジュンク堂で本を買ってからいつもの店でのむ。ひとりで３軒ほどはしご。雨に濡れた路面がいいね。なんだか今日は酔っぱらった。

５月７日
３時過ぎからプールでウォーキング。５時に神田で叔父ふたりと待ち合わせしているので電車で向かう。ひとりは２０年近く会っていない。京橋のうどんすき屋に行ってのむ。私の手をまじまじと見つめ「古市家の手だな～」。確かに叔父の手も私と似ていた。父も同じだったらしい。私ののみっぷりに父がだぶって見えたようだ。私もうれしい。それにしても菊正をのみすぎた。フラフラで帰宅。

５月８日
のみすぎてだるいのでジムは中止。しかたあるめ～。昼からリハがあるのでそれまでゆっくりしよう。スタジオの近くでハンバーグランチを決めてからリハーサル。今年の始め頃に映画出演のオファーをいただいていて急遽明日撮影する事になった。大阪で撮っていて明日の朝早くから始まるので今日中に大阪に入らなければならない。ちょっとワンシーンだけの出演だとばかり思っていたのだが絵コンテをもらったらけっこう出番があってあせる。ながいセリフもあるではないか。まぁ素人なりに頑張ってみよう。修行だ。衣装は自前でスーツでよろしくという事だったので悩んでいたのだがあまりピチピチなModsテイストでもなんだなと思い１０年ぶりに「ビートシンフォニック」のジャケット撮影で着たスーツを引っ張り出した。リハ終了後５時過ぎののぞみにとびのる。新幹線から見る夕陽がまぶしい。

５月９日
６時起床。昨日は大阪に到着してから監督とのみに行ったのだが盛り上がってしまいのみすぎてしまった。二日酔いではないが眠い。７時半から撮影開始。人気のないオフィス街でのロケの後高槻のTATTOO STUDIOまで移動。そこで焚いてあったお香がいい香りだったので銘柄を聞いたらオーナーのHIDEKIさんがプレゼントしてくれた。嬉しい。上半身裸でTATTOOを彫るシーンだったのだがダイエットしといて良かった♡。１時間程撮ってから次の現場へ。昼飯は慌ただしく車内でクォーターパウンダーを決める。大変なもんですな～。こりゃみなさん体力勝負である。帰りの新幹線の時間があるので８時過ぎがマックス。ラストカットを撮り終えたのは８時１０分だった。お見事！
新大阪までスタッフに送ってもらう。終電よりひとつ早いのぞみに乗れた。今日はノンアルコールかなとも思っていたのだが車内販売が来たら反射的にビールを買ってしまった。うまい。ブクロに戻りしょうちゃんの店による。
明日はクアトロのステージに立つ。ライブモードにチェンジしておやすみなさい。

５月１０日
かなり疲れていたので起きれるか心配していたのだが９時過ぎに無事起床。昨日はハンバーガーひとつしか食べていないのでいきなり空腹感爆発である。米を食べまくる。さるかに合戦のふりかけが泣かせる。１３時会場入り。なんともテンションが上がっていて落ちつかない。しかし今日も久しぶりに演奏する曲がたくさんあるのでドキドキですな。本番はもちろん最高だった。久しぶりの曲はバッチリだったがなれているはずの「愛ある世界」という曲でコードのポジションをちょっと変えたら次のコードが完全にとんでしまった。？？？と思い２コーラス目で元に戻したら指が勝手に次のコードを押さえに行ってくれた。今でもこういう事があるから面白い。さすがにおかしくなってうしろを向いて笑ってしまった。失礼しました。お客さんも前回よりもたくさん入ってくれて激しくうれしかった。軽くのんで帰宅。明日から信ちゃん（浅田信一）のリハーサルがスタート。

５月１１日
１２時から信ちゃんのリハーサル。ライブまでまだ日があるのだが全員のスケジュールがなかなかあわないので早めに開始。それにしても今のメンバーは最強だな。ベースのタカマックとトライセラ吉田君のドラムがバッチリなのでもう私なんて上にのせてもらってるだけ。リハの感じも完全にバンドになったみたいで頼もしいね。

５月１２日
ジムで頑張る。やはりすいている早い時間がいいな。チキンカツが食べたかったので昼に決める。悪いが今日は昼寝させてもらうぜ。３時過ぎから用事があるので１時間だけだがずいぶん体が軽くなった。夜寿司を食べてから帰宅。シャンパンをのみながら「相棒」のシーズン６を鑑賞。早めに寝ようと思っていたのだが窓から入ってくる雨をふくんだ風が素晴らしくてそうもいかなくなってしまった。

５月１３日
プールでウォーキング。プールではiPodも聴けないのでいつもだいたいライブの事を考えている。今日もあと３回あるクアトロ・マンスリーの事を思いながらひたすら歩いた。本日からサンダルが登場。毎年はきはじめは足が痛くなるがすぐになれる。夕方になって涼しい。家中の窓をあけて一杯やる。

５月１４日
生姜焼きのブルース。やはり私はこいつが好きだ。母親が作ったのを食べた記憶はないのだがなんというか外食版おふくろの味とでもいうのかな。青春の味がする。
夕方からジムに行く。明日も仕事の前に来る予定なので軽めにしておいた。炭酸を買いに酒屋によったら「男のちょい割る強ソーダ」というのが売っていた。一般的な炭酸よりガス圧が強いらしい。そいつはいいね。ノーマルの他にレモンもある。とりあえずレモンを買って普通のドリンクとしてのんでみようと思う。はたして私の酎ハイ制作の救世主になるのか！？さてブログの更新でもしよう。

投稿者 kotaro : 2009年5月14日 19:57