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Shibuya La.mama 20th Anniversary

去る5月22日、渋谷のライブハウス 「ラママ」がオープン20周年ということで記念のイベントが行われた。コレクターズの古市コータローさん(コータローさんのインタビューはこちら)とドラムのJAH-RHAさんの企画によるイベントにたくさんの音楽仲間が集まって楽しい一夜となった。ラママというと、その昔ヘビメタが流行ったころ新人の登竜門的な存在だったのがすでに15〜16年前の話だから、ここラママからスタートし、今も活躍しているミュージシャンも数多く、そういった人たちも20周年を迎えたと聞くと感慨深いものがあるだろう。

この日は、ギター古市コータロー、ベース オキナワ、ドラムJAH-RAHのトリオにゲストが入って、普段はそれぞれのバンドでは聞けない曲や懐かしい曲を披露してくれた。ゲストは、ウルフルケイスケ、フラワーカンパニーズのボーカルけいすけ、コレクターズの加藤ヒサシ、奥田民生、パブロ、ストリートスライダースのハリー、ニール&イライザのキーボード堀江という面白い構成だ。はじめは、ウルフルケイスケを迎えて“ゴールドフィンガー”やルースターズの曲を演奏する。ゴールドトップのLPでしぶいフレーズを聞かせます。ウルフルズとは一味違うプレイで会場を盛り上げる。

次は、フラワーカンパニーズのけいすけと、パブロを迎えてRCサクセションの“いいことばかりはありゃしない”、エレファントカシマシの“おはよう、こんにちは”と、歌いまくる。

そして、コレクターズのリーダー加藤ヒサシを迎えてクリームの“バッジ”、スモールフェイセスの“オール オア ナッシング”、そしてキンクスの“ウォータールーサンセット”と二人の音楽のルーツとなっている60年代の名曲を披露し最後は、コレクターズの "Too much Romantic!" さすがに古市コータローとは息の合ったプレイを聞かせます。結成15周年の重みか。

途中から加藤ヒサシもアコギをプレイし、そこへ奥田民生がLPを持って登場、ムスタングというGSバンドの“ゲルピンロック”、キャロルの“ヘイタクシー”、をいかしたアレンジで聴かせます。そして新曲の“花になる“,レイナードスキナードの名曲フリーバードへ、ここでは、奥田民生がボトルネックを披露、そして古市コータローと加藤ヒサシの3人のトリプルギターは、オリジナルの長く暑いプレイを再現してくれました。この選曲は個人的には大感激。

最後にストリートスライダースのハリーが登場、往年の名曲を披露。さすがに存在感があります。相変わらずの渋い声を聞かせてくれました。

この日は少しでも多くのラ.ママ ファンのために入れ換え制の2部構成でした。出演者の皆さん、出ずっぱりだった、コータローさん、オキナワさん、JAH-RAHさんお疲れさまでした。またラママのスタッフの方々、20周年おめでとうございます。20年の間には、いろいろなことがあり音楽の流行も目まぐるしく移り変わる中で20年も続けて来られたことは、大変なことだと思います。これからも多くのミュージシャンをサポートしていってください。

ラママのサイトはこちらです。

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