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2008年7月28日

第24回 "やっぱり基本が大事、能率的な練習について"

またまたご無沙汰してしまいました。いっぱい書きたい事ありますが、今回は少し真面目に(笑)ギターのことについて書きます。

まずは、皆さんに感謝! 僕の演奏能力開発エクササイズのシリーズも今年で10年目。まだとても順調に出ています。これも皆さんのお陰です。これからもよろしくお願いします。

ギターって、ホントに楽しい楽器。どんなレヴェルでも自分に合ったペースで楽しめます。 ただ弾き方によっては、悪い癖もすぐについてしまいます。

最近は、ネットもあり情報もいっぱいありますが、反対に誰でもレッスンのようなものをネットで載せられるんで、中にはテキトウな情報、アイデアに振り回される方も増えてきています。なんで今回は、いくつか能率的、効果的に学ぶアイデアについて整理しましょう。

1)まず、弾く事よりも、聴く事。体に音楽を入れる努力を。なぜか? よく視覚的に頭を使って考えて弾いてしまいます。これに慣れると、弾く前に音がしっかり聴こえないで、視覚的な演奏になってしまいます。聴く事、同じCD、曲を何回も聴く事が大事です。

2)弾く前に、準備が大事。なるべくアンプにつなぐ。ブライト気味にセッテイング。こうして細かいニュアンスが聴くことができる。そしてストラップをかけ。姿勢を正しくするとギターのボデイーが膝から少し上がる。アンプ&ストラット。これだけで伸びがかなり変わる。

3)弦の交換? なるべく2週間に1回は、弦を変えましょう。で変えたらしっかり各弦、ひぱって十分伸ばします。チューニングの安定。そしてメンテ! 弾きにくいギター(ネックが反ってたり、ピックアップが近すぎたり)だと不必要な力が入ったり悪い方向に。

4)量よりも質。弾きすぎない事。よく”何時間練習する?”にこだわる方おられますが。練習もただ無意味にダラダラやったら、時間のクオリテイーも落ちてしまいます。2−3分も1時間ぐらいのクオリテイーで。集中力も大事。そのためにも計画と努力。時間だけかけても意味が無いです。

5)練習内容。自分のペースに合わす。アイデアを紙に書く事も大事。なぜ?書くと何事も具体的になるんで。場合によっては思ってるだけだとそれで終わってしまうんで。で決めつけない。流動的にするのも大事です。比べない、すぐに期待しないことも大事なポイントです。

情報量を少なく、他人と比べない事、気持ちをニュートラルに(すぐに期待しない)、、答えをすぐに求めないことも大事です。練習も演奏のための準備なんで。練習も曲の部分にように、しっかり気持ちを込めて弾く事も大事です。そのために無理しないでゆっくり弾く事も大事です。

トモ

PS、先週、サマンサとマイケルが Annie というショーの参加しました。
その時の写真です。一番右がナサーニエルです。15歳!ギター弾いてますよ。僕よりも早く弾く(笑)
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投稿者 admin : 06:43