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2001年7月 2日

第1回 自己紹介

皆さん、初めまして。New Yorkで活動するドラマー新井田孝則です。これから月一でコラムを書く事になりましたので、よろしくお願いします。今回は初めてなので、ここ最近の自分の活動状況をちょっとし た自己紹介も兼ねて、簡単にまとめて書いてみようかなと思います。 現在、NYを中心に様々な音楽活動をしてますが、その中でも今年に入ってから自分のプロジェクトを始めたので、1回目はこの事についてのコラムにしようと思います。
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もとはと言えば、去年の終わりごろ、Adam Holzman(Keys)に、自分のバンドを始めてみようかな、と言ってみたのがきっかけでした。Adam Holzmanとは彼自身のバンド Brave New Worldも有名ですが、85年から89年までMiles Davisバンドに参加し、その後 Chaka Khan, Grover Washington Jr, などのsidemanとしても活躍し、最近は Wallace Roneyのsidemanとしても活動しているようです。 僕がBostonからNYに出てきて、まだ何もコネクションがなかった頃、Blue Noteに Joe Zawinulを見に行った時の事、最初はバークリーで同期のべーシストMatt Garrisonに挨拶でもしようと思って行ったのですが、バーに座ると隣に奥さんと一緒の Adam Holzmanが座っていました。いろいろ話す事が出来、デモテープを渡し、何日かたってからAdamから良かったよ、との電話があり、その後Adamのスタジオでジャムに誘われるようになり、現在に至っています。

他のメンバーは、GuitarにJames Leibow。彼はバークリーの同期、と言っても彼は卒業しないですぐにNYに出てきましたが、僕がNYに出てきてからはよく一緒にプレイしましたが、最近は外でのgigはほとんどしなくなって、コンポーザ-としての仕事が多いようです。かなり大手のCMなども手掛けているようです。Bassは Matt Garrisonに頼みました。バークリー以来のプレイになりましたが、Matt自身のプレイもさることながら、その間に彼はJoe Zawinul, John Mclaughlinなどとプレイを重ねていたので、非常に楽しみでした。
GigはEast VillageにあるIzzy Barで行ないました。リハーサルはAdamのLower East SideにあるStudioで。曲はJamesのoriginalやAdamの新曲など、アップテンポのナンバー、7拍子、Go Go ありの非常にFunkyな東のContemporary Jazz Fusion系のサウンド、と言ったところです。 その時録音したMDを聞くと、このメンバーで上手く行かない方がおかしいのですが、バンド全体が全曲にわたり非常にハプニングしていました。 自分のグルーブ(ポケット)とゆう点においても非常に満足のゆく出来です。 何はともあれ、上手く行き、メンバーからも次のgigの話しがあがったりと、とりあえずほっとしたところです。

投稿者 admin : 2001年7月 2日 07:51