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2004年10月12日

第1回: I LOVE THE BLUES!

皆さん、初めまして。日本は京都に在住のBLUES GUITAR PLAYERの塩次です。
ここではトモ・藤田氏を始めとしてアメリカで活動されている方々がコラムを書かれていてそのインターナショナルな活躍ぶりが伝わってきます。BLUESを生んだ憧れの地で PLAYERとして生きるなんて羨ましい限りです。今日では有り難いことにINTERNETのおかげで互いの事が手に取る様に解り距離も時間も隔たりを感じません、このコラムを書かせて頂けるのもそのおかげです。

私の活動の拠点は京都です、東京から見ればローカルですし古い文化や町並みがいまでも強く残っています、観光地としては世界的に有名ですが、音楽というと東京に比べれば関西ではアマ、プロ含めて数が少なく層は薄く、RECORD会社、STUDIO、PRODUCTIONも選択の余地が無いくらいすくないので活動はしにくい面は有りますが風光明媚、住みやすくマイペース人の私なんかには合ってるのかも知れません。

もうPROとして30年に成りますが、山有り谷有り(圧倒的に谷の方が多い)で日本では肩身の狭いBLUESを主にやって来ました。きっかけと成ったのは学生の時に始めたWEST ROAD BLUES BANDでした。BLUESのレコードが輸入盤でしか手に入らない70’S初めに必死でMUDDY WATERS, B.B KING, OTIS RUSH, MAGIC SAM, ELMORE JAMES, T BONE WALKER等のアルバムを買いあさり片っ端からコピーして演奏してるうちに盛り上がって京都にいながらにして東京のメジャーレーベルからデビュー出来ました。それから間もなく「ブルース・ブーム」なんて云う言葉が生まれるくらいで、当時の京都のレコード店では沢田研二よりもMAGIC SAMのWEST SIDE SOULの方が売れるという珍現象まで生まれました。面白過ぎますよね?

まあブーム自体は長くは続かなかったのですが京都から発信して全国的な広がりを見せたのは事実でした。こうしてBAND の解散後もGUITAR PLAYER として何とかやってこれたのもBLUESのおかげだと思いますし今後も何かとBLUESへのこだわりを持って活動して行きたいと思います。

次回からは現在の自身の活動状況や関西の事など昔話も盛り込んで綴って行きたいと思います。またお知らせ、宣伝などもこの場をお借りしたく思います、なにとぞよろしくおねがいします。

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投稿者 admin : 11:01