« 2004年3月 | メイン | 2004年7月 »

2004年6月13日

第24回目:何ごとにも最初はある

皆さん、ご無沙汰してます。お元気ですか?
今日のロサンゼルスはとっても良いお天気。
光の加減がちょうどいいんです。
ちょっとオレンジがかっていて、緑が天然色。
後でお散歩にでも行こうかなと思っています。

さて、前回皆さんとお話してから色々な事がありました。
(ふーーーーっ。)
もうこれ以上大変な事はないだろうと思っていると、
大宇宙は、それよりひと回り大きな試練を与えて下さる。
何と言うワイズなお方。
そして、それを受け止める私もたくましい、かな?(笑)

最近私はジャズに興味を持っています。
子供達の影響です。
彼らは3年間、中学校のジャズバンドで活躍しました。
先週の日曜日には。ハリウッドのロキシー シアターで演奏。
何と、あのハ-ビー ハンコックの前で堂々プレイしたのです。
私はもう誇らしくて。(笑)
ビデオで、彼らの演奏を録画していたのですが、
私はるんるんでグルーヴしながらカメラを抱えていたので
回りの人々に、”あなた、きっと映像まで踊っているわよ。”
とひやかされました。

私はジャズのスケールとか学んだ事はありません。
もう何年も前に買ったジャズピアノのテキストブックの中から、
今朝、簡単そうなのを一曲弾いてみました。美しい曲。
しばらく集中して練習したらマスター出来るかも。
最近、再びソロでライブをやり始めたので、
そのためにも、JazzもしくはBluesのピアノの先生に
個人教授を受けようかと思っています。
ちょっとしたフレーズをいいタイミングで放てたら。(笑)

前回のコラムでは、アルバム"Wonderful People"についてお話しましたが、
あの後ちょっと色々あって、リリースが延期になっています。
必ず皆さんに聞いていただける日が来ますので、どうぞお待ち下さい。
その間、ぼーーーっとしているわけにもいかないので、
ベストアルバムのようなものをリリースしようと決めました。
私のインディペンデントリリース最初の2枚(No Limit, Right Now)が
現在絶版になっているので、その2枚から自分のお気に入りをセレクト。
それに一曲、新曲を加えた全11曲。
詳しくは、最近リニューアルされた私のサイトを御覧下さい。
http://www.marimusic.com

これからリリースしようとしているアルバムが2枚もあるのに、
私はすでにその次のアルバムの事を考えています。
デビューしてから最近まで、私の思考の中には
アルバムリリースに関してのある程度のルールがあり、
私はそれに縛られていたような気がします。
クリエイティブな面もそうですが、リリースの数もです。
これからも音楽家として何とかやって行きたいと思っている私。
生き抜いて行くためには試行錯誤も必要です。
自主制作盤を作り続けるには費用もかかります。
そこが課題ではあるのですが、(私はきっと大丈夫。)という
心の奥にある確信を土台に、これからもこつこつとやって行きます。
苦労の数と同じくらいのキラキラが、いつか手に入るかな?

子供達が家にいる時、この家はもう、音の嵐です。
たまに”もう、何とかしようよーーーー!!”と叫んでしまいます。
ライアンはヒップ ホップ、アンディーはクラシック&ジャズを中心に、
そして私は、ポップを。家の中ではそれぞれのシステムから音が溢れ出しています。
その上、私のキーボードの音、ライアンのドラム、アンディーのバイオリン。
これじゃ、なかなか家に呼べるような恋人は出来ないかも。(ははは)

さっきお話したアルバム":Gems "(宝石達)は
今のところ(工場のスケジュールが大幅に遅れない限り)
6月25日あたりにwww.cdbaby.com から発売予定。
その頃になったら、私のホームページを覗いて下さいね。
そして7月2日(金)8時より、Genghis Cohenという場所でライブをやります。
住所は740 N.Fairfax Ave. Los Angeles。お時間がありましたら是非おこし下さい。

それでは次回までお元気で!
真理 June.13 2004

追伸
今夜は、実はStaples CenterまでLakersの試合を観に行って来ました。
”え?試合はデトロイトだったのでは?”
その通り。今夜はいわゆる遠征試合。
それでも、熱きレイカー ファン達はステープルズ センターに集まって
スクリーンを見ながら応援するのですね。(ちなみにチケット一枚$15ドル)
しかし、負けてしまいましたよ。最後の最後まで
奇蹟を信じて見守っていましたが、残り時間2分を切ったあたりで
10ポイントも差がついてしまっていると、なかなか辛いものです。
もう決して負けられないレイカ-ズ。
ここからの優勝は無理だろうと人々は考えますが、
何ごとにも”最初”はある。引き続き、彼らを力強く支援します。
試合後、レイカーショップ前には人だかりが出来ていて、
人々が怒鳴り声を上げていたので、
暴動にならなきゃいいなと思いながら、パーキングへ。
通行止めになっている通りなどがあって、帰りは一方通行の多い
ダウンタウンで汗タラタラ。
ようやく無事に家路について、このコラムを仕上げました。
(^_^)V

letsgolakers.jpg

追伸2
サイトがアップデートされている間に
NBAファイナルは幕を閉じ、レイカーズは
2等賞におさまりました。数々のマジカルモーメントを
ありがとう。そして、お疲れさまでした :)

(真理さんのサイトはこちらまで)

投稿者 admin : 11:13