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2006年07月26日

第7回 : Gwen Stefani tour - ニューヨーク & ロスアンジェルス

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Shrine Auditorium


ロスアンジェルスから東京、東京からロンドン、ロンドンから色々 ヨーロッパ を回り パリ から ニューヨークへ、これで地球を3/4周したことになる。ニューヨークでは、MTV の人気番組 TRL の収録、その後 ロスアンジェルスでは、アメリカンミュージックアワードの生放送が、待っている。アメリカに帰ってきた事で、皆少し明るくリラックスしている。TRL のスタジオがあるタイムズスクエアから2ブロックぐらいにあるホテルにチェックイン。やはりニューヨークのビルのホテルの部屋は狭い。この日は時差ぼけと疲れですっかり寝てしまった。翌日 TRL のリハーサルの前にホテルをチェックアウト、荷物をフロントにあずけスタジオへ。本番後はエアポートに直行してロスアンジェル行きの飛行機に乗らなければ行けない。MTVのスタジオは、タイムズスクエアに面したビルの2階にあり、ガラス張りのスタジオをファンの人達が外から見れる様になっている。そしてスタジオの中、外のファンが一体となってすごい熱気が伝わって来る。ガラスの外、上方を見ると例の巨大スクリーンに自分達の姿が写りだされている。生放送演奏後、車に乗り込みホテルへスーツケースをピックアップへ。歩いて5分もかからない距離が、一方通行+渋滞で15分以上かかる。そしてその後 JFK エアポートへ。空港についたとたんグウェンが、『This is some hardcore traveling!!』 (このスケジュールかなりキツイネ!!)と言っていたのをはっきり覚えている。そして5時間のフライト+3時間の時差を経て ロスアンジェルスへ戻ってきたのは、夜中の12:30am。翌日は、アメリカンミュージックアワードのリハーサルが、ダウンタウン近くの歴史ある会場 Shrine Auditorium で行われる。この到着した夜から3日間、ミュージックアワードの方から全員分ウエストウッドにある Hotel があてがわれているが真っすぐ家へ帰る。そして翌日 ロビー集合時間少し前にチェックインここからバスで会場へ移動。サウンドチェックをすましホテルへ戻る。そして当日早朝に会場入りしてすぐに通しリハ、さすがに皆眠そうだ。司会の Jimmy Kimmel の目も半分しか開いていないし、自分達の後に出てきた Alicia Keys もヘアー&メイク前のため帽子にサングラスで、誰この人? という感じ。その後ランチでは、Rickey Minor や Tariqh Akoni、Zoro など知り合いや友達のミュージシャンに何人かに出会った。そういえば最近一緒に仕事をする ホイットニーヒューストンや、モニカなどのツアーをやっていた Alex Evans というベーシストも、『あの時さ、地下の楽屋じゃなかった? 俺達楽屋が隣同士だったんだぜ。』とか言ってきて盛り上がったっけ。こういう事があると 『ロスアンジェルスに戻ってきたんだなー。』 と思い少しほっとする。その後の長い待ち時間を経て、本番生放送開始。自分達の出番は放送開始直後1番目だったのだが、自分達の番が終わるとすぐに会場を後にする。でなければその後リムジンの大渋滞に巻き込まれてしまう。やっと長い1日も終わりかと思いきや、一度ホテルへ戻って仮眠後、グウェンのアルバムリリースのパーティーに参加。アルバムの中の何曲かプロデュースした Tony Kanal などと呑み明した。その夜、呑み過ぎで携帯電話を紛失。そしてその2日後、今度は、ロスアンジェルス から イタリア へ飛ぶ。

続く。

Web Site はこちら http://www.makoto-izumitani.com

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アメリカンミュージックアワード

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ボディーガードのカーティス。"Big-C " 普段は優しいですが、Korn と仕事をやってた時は、
毎晩ステージ上のヴォーカル、ジョナサン・デイヴィスの横から、上がって来たいやつはかかってこい!!
とばかりに客席を睨みつけていたそうです。
”如何なるときもアーティストの生命を保証しなければならない”という究極の契約任務を背負う男。


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サウンドチェックの合間に。

投稿者 makoto : 2006年07月26日 20:27

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