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2010年12月11日

Kenny G

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アナハイムのGrove of Anaheimで、Kenny Gのコンサートを見た。もちろん超満員。久し振りに、大観衆と共にライブを楽しんだ。往年の懐かしいヒット曲、数々の素晴らしい演奏を堪能した。感動したのはKennyの息継ぎ無しのソプラノサックスのパフォーマンスと観客参加の企画。鼻から息を吸い続けるその音をマイクで拾いながら、サックスを延々と吹き続ける。息継ぎ無しで45分以上吹けるそうだ。それからラッフルで当たったカップルをステージに上げて、その2人のためだけに、特注で作らせたKenny G カスタム仕様のソプラノ・サックスで1曲演奏して、そのサックスを2人にプレゼントした。Kennyの唾付きだから、明日eBayに出せば高価格で売れるよ!というジョーク付きで(笑)そのカップルは、この日が結婚記念日だったこともあり感極まって泣き出してしまった。こっちも思わずもらい泣き。

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そして極め付きは、Kenny Gバンドで20年以上一緒にやっているベーシストのVail Johnsonのパフォーマンスと紹介だった。

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この日の映像は撮れなかったが以前アンカレッジでやった時のパフォーマンスの映像があるので↓に紹介したい。これとほぼ同じの派手なパフォーマンスで、観客総立ちとなった。使っているベースはXotic Bass XJ-1T 5-string Candy Orangeだ。手前みそだが大きな場所でも、素晴らしい音が出せるべースだ。

バンドメンバー紹介の時に、VailがKennyに耳打ちをし、私が観客席にいることが分かってしまい、ステージから声をかけられた。こんなことは予期せず汚い格好をしていたので手を振ってその場を凌ごうとしたら、回りの観客の皆さんとKennyに、Stand Up! と言われ立たせられ、スポットライトを浴びてステージ横の大画面に私が大写しとなってしまった。こんなことなら寝癖のついた髪もちゃんとしてきちんとした服装で行ったのに、恥ずかしかった(苦笑)

Kenny Gがこれだけ長く世界中の人に愛される理由が少し分かった。徹底的に観客を楽しませてくれるのだ。まず会場に付くと、開演前のロビーで本人が皆に握手、サインをして迎えてくれる。(もちろんCDなどGoodsを買った人だけではあるが) 演奏、パフォーマンスは色々趣向を凝らせて、本人だけでなく全バンドメンバーの個性、素晴らしさを見せてくれる。そして終った後もロビーでいつまも観客がいなくなるまで一人ずつ握手して見送ってくれる。本物の筋金入りエンタテイナーを見た。
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投稿者 admin : 2010年12月11日 17:55