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2010年9月10日

第39回 継続できる活動

PCIの皆さん、こんにちは。

投稿再開して一月です。 この間、数歩前進しましたが、いかんせん本当に趣味規模での活動ですので、ここでミュージシャンとしてこんなコラムを書いていいのかと思ってしまうくらいこじんまりとしたことしかしていません。 

でもやってて楽しいことしてますし、嬉しいことにこれは長期間継続できそうだという手応えのある活動方法を見いだすことができました。

まずやったのは自分のバンドのホームページを本当にシンプルなものに一新し、それと平行して別の音楽ブログサイトを立ち上げ、そこに週日は毎日投稿し始めました。 英語でですが、下記のサイトです。

Aries9.com
PensiveRock.com

どういうことをしているのかというと、PensiveRockというサイトでは僕は自分にとって思い入れのある曲を選んでその歌詞の一部を抜粋し、それからどんな教訓やメッセージを受け取ったかということを綴るエントリーを載せています。 Personal Developmentというのは日本語でどう訳せばいいのかわかりませんが、要するに自分をより良い人間にするということで、体重を減らすことから社交性向上やら恋愛テクまでまあ色々入ります。 僕も内向的な人間なのでそういうこと考えるのは大好きなのですが、僕のサイトでは音楽と特に意味深い歌詞というところに焦点をあてて、そこからどんな解釈をしてどういう風に自分の人生に当てはめるのか、ということを書いているわけです。

はっきりいって自己満足的で独善的なんですが、ブログというのはとにかく賛否両論あるにしろ自分の考えていることをはっきり表現するのが大事で、そうすると共感する人は強く共感してくれるわけです。

共感といってももちろん誰かに読んでもらわなければいけないわけですが、僕の場合は自分のサイトで、どこかのブログコミュニティーには入ってない、というかあえて入らないでやっているわけですが、読者の方はどこから得るのかというと、二通りあります。

まず、このサイトのエントリーの中には必然的に他のアーティストの名前がいっぱい入っているので、それら検索エンジンにひっかかって人が来るということ。 でもそれで多数の人にアクセスしてもらうのには(まあ色々テクがあるんですが)短期間では無理で、数年かけて膨大な量の記事を載せないと大した数にはなりません。

他に、こちらの音楽サイトでJango.comというところがあるんですが、そこではアーティストがお金を払ってリスナーに自分の曲を聴いてもらうことができます。 アーティストが金を払って人に自分の音楽を強制するというのはこれまた賛否両論ある行為ですが(Jangoは金を払えば誰でもいいというのではなく、一応ある程度のクオリティーの音楽か吟味してからアーティスト受け付けますが)それに月30ドル、本当に雀の涙のような金額ですが、払って1000回自分の曲をリスナーに流してもらいます。 1000回というと多いようですが、要するにみんなラジオ感覚で聴いているので、本当に座ってじっくり聴いているかというとそんなことはないですし、気に入らない曲がかかったら即座に次へスキップできるわけですから、実際には大したインパクトになりません。 でも聴いてみて気に入ってもらったらLikeというボタンを押してもらうと、僕の方でその人のユーザー名とか、どの地方に住んでいるのかとかわかりますし、メールを送ることもできるようになります。

というわけでこの二方法で舞い込んで来た読者もしくはリスナーに向けて、僕が3年前出したデビューアルバムの全曲無料で提供しますよ、とメッセージを送ります。 代わりにあなたのメールのアドレスを僕のリストに加えさせて下さい、とお願いします。

そうやっていって自分のメールリストを拡大させていき、数が多くなったらそのリストの中にいる人たちとの会話からその後どうやって活動を展開させていこうか、と模索していこうと考えています。

ま、雲を掴むような話ですが、石の上にも3年といいますから、楽しく苦にならない規模の活動ですし、とにかく継続することだけ、拡大しなくてもいいからとにかく続ければいい、と目標を低くもってやっていこうと思っています。

あ、肝心な音楽活動ですが、次のアルバムへ向けてレコーディングを開始しました。仕事の合間にやっているのでひどく歩みがのろいですが、僕の新しい方向性はより複雑でメタル要素ふんだんなモダンロックで、難しいですがやりがいがあり、これまた楽しいです。 その辺の詳しい話はまた後ほど。

ではまた来月。

投稿者 ari : 10:32