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David Garfield インタビュー (2/2)

 

「ルークとランドーの違いと少林寺拳法」

PCI:2002年8月のMt.Fuji Jazz Festival は如何でしたか?

David:素晴らしいコンサートで観客共々エキサイトしました。

PCI:どういうメンバーで行ったんですか?

David:デビッド・ガーフィールド&ベイクドポテト・スーパーバンドという名前で出演し、メンバーはベースがフレディー・ワシントン、ギターはポール・ジャクソンJr.、ドラムがジョン・ロビンソンでした。なかなか良いサウンドでしたよ。「Tribute to ジェフ・ポーカロ」というテーマで演ったんです。我ながらなかなか良い演奏だったと思います。

Photo by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2003 Hiroshi Mochizuki)

PCI:先程ビデオを見せて頂きましたが、いい演奏ですね。このライブは是非観たかったです。2002年の暮れにはジョージ・ベンソンのツアーに行かれてますが、如何でしたか? 長いツアーでしたね。どこへ行かれたんですか?

David:モスクワ、東京、ソウル、香港、それからニュージーランド、オーストラリア、ニューカレドニア、タヒチ、未だにジョージ・ベンソンの人気は凄く、どこでも大盛況でした。 

PCI:あなたの目から見て、マイケル・ランドースティーブ・ルカサーの違いについてどう思われますか?

David:大変興味深い質問です。 1974年に2人が一緒にプレイするバンドを観たのが最初ですから、それから2人とは長い付き合いなんです。 

Photo by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2003 Hiroshi Mochizuki)

PCI:2人がまだハイスクールに行ってた頃ですよね。この頃の話はルークとマイケルのインタビューの中にも出てきました。  

David:この二人は全く異なったパーソナリティーを持っています。ルークはいつも大きく感情を表に出しますが、マイケルは全く出しません。(笑) 

PCI:その通りですね。(笑)でも二人はお互いに尊敬し合って、今でも親友なんですよね?

David:そうですね。ギターのスタイルも使う機材も出す音も違いますが、お互いに影響し合い、情報交換し、競争して一緒に成長して来たようです。マイケルは根本的にジミ・ヘンドリックスの影響を受けていますが、ある時期ジャズをかなり深く勉強、追及しました。ルークもジャズの勉強をしたようですが、よりロッカーとしての道を歩んで来ましたね。僕は二人とも大好きです。僕の個人的な意見としては、マイケルのギターはなんと言うか、絶妙な味があるんです。マイケルはどんなアーティストの音楽もまず聴いて、それに彼特有のユニークな味付けをギターで付けてくれるんです。一度彼のその味付けを聴いてしまうと、それ無しでは居られないほど心地良いんです。それがどんなジャンルの音楽でも可能なんです。これはマイケルの才能ですね。それからマイケルのソロにはもの凄いパワーとエネルギーを感じさせられます。 ルークのソロも素晴らしいですが、マイケルのソロと比較すると大変派手ですよね。例えて言うと、僕の家に来る時、ルークは花柄のジャケットに赤いパンツ、マイケルは黒のシャツに黒のパンツということでしょうか。(笑) とにかく二人は違うっていうことです。 良い悪いじゃなくて、二人はアップルとオレンジ、ビールとワインの様に違うんです。 

PCI:その説明よく分かります。(笑)

David:マイケルのソロはルークに比べると地味にみえますが、内に秘めたパワーはルークに勝るとも劣りません。一度ベイクドポテトでルーク、マイケル、そしてヴァン・ヘイレンと一緒に演った事があるんですよ。あれは面白かったです。

Photo by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2003 Hiroshi Mochizuki)

PCI:ドン・ランディー(Baked Potatoのオーナー)もインタビューで言ってました。 それはいつの事でしたっけ?

David:確か、1989年か90年だったと思いますよ。それから、ルークの場合は素晴らしいリズムギタープレイヤーでもあり、素晴らしいシンガー、そしてソングライターである事も忘れてはいけません。ルークは一人で全て出来てしまうんです。マイケルはさっきも言ったように、他のアーティストの音楽に素晴らしい味付けをするという事で才能が開花しました。

PCI:そうですね。 色んな人にインタビューをさせて頂きますが、プロミュージシャンの間でのマイケル・ランドーの評価は大変高いですよね。それ以外の数多くのギタリストとも一緒に仕事をされていますが、他にも特に好きなプレイヤーはいますか?

David:次に挙げるとすれはティム・ピアースですね。彼は超多忙なのでなかなか一緒に演れる機会はありませんが、本当に素晴らしいギタリストです。それから、もちろんポール・ジャクソンJR.。今アメリカで最も忙しいセッションギタリストはこの2人じゃないでしょうかね。 

PCI:他に若手ギタリストで気になる人はいませんか?

David:僕がプロデュースしている "Potato Salad" というバンドのKurtというギタリストがなかなかいいですよ。Michael Landauに影響されていますが、またちょっと違うので好きですね。時々Baked Potatoに出ています。新CD("givingback")で一緒にプレイできた Michael O'NeillとSteve Farrisも好きなギタリストです。それからMichael Millerも。よくライブを一緒に演りましたがToshi Yanagiも大好きなギタリストの一人ですね。私が演っている音楽はギタリストにとっては難しいので、一緒にできるプレイヤーを探すのは結構大変なんです。あ、それからDean Parksもいつも一緒に演りたいギタリストの一人です。 

PCI:Dean Parksもインタビューさせて頂き、2002年NAMMショーで目の前で彼のプレイを見ました。本当にすご腕ギタリストですね。 

David:彼は、「Master of musician」ですよ。

PCI:ドラマーもほとんどの有名な方と演ってみえますが、Makoto Izumitaniとも何度かセッションされてますよね? 

David:もちろん。Makotoとは僕も良い友達だし、機会があったらまたセッションしたい一人です。 

PCI:最後の質問です。 少林寺拳法ハリウッド道場の倉本先生から聞いたんですが、少林寺拳法のテーマ曲はあなたが創ったそうですね。

David:そうです。 実は今、僕の義理の息子は倉本先生に拳法習っているんです。僕もやろうと思っています。少林寺拳法のテーマ曲は"Deep Within Each Man" という曲で、アルバム " I am the cat,.....man"にも入っています。ドラムがCarlos Vega、ベースがNathan East、ギターがSteve Lukather、 パーカッションがLenny Castroそして、ヴォーカルがPhil Perryと Paulette Browneです。ルークのギターソロは最高ですよ。

Photo by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2003 Hiroshi Mochizuki)

PCI:あの曲が少林寺拳法のテーマ曲だったんですね。
("I am the cat,....man" サイン入りCDは少数ですがPCI Online Storeで販売中です!)

David:1987年にフィルと一緒に少林寺拳法の40周年記念に作った曲なんです。そして1997年にブルー・ジョンソンと一緒に日本での50周年記念式典に参加したとき倉本先生に会ったんです。少林寺拳法を通じてたくさんの友達が日本にできました。

PCI:ハリウッド道場の倉本先生にお聞きしましたが、ヴィニー・カリウタやハービー・メイソンなど、少林寺拳法で結構ミュージシャンのつながりがあるということで驚きました。そう言えば倉本先生が練習に来いって言ってみえましたよ。(笑)

David:本当? OK、時間作っていきます。先生には逆らえないので。(笑)

Photo by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2003 Hiroshi Mochizuki)

PCI:新アルバムのリリースパーティー楽しみにしています。

新アルバム"giving back" のリリース・パーティーのレポートはこちらです。豪華メンバーによるコンサート、Tim Pierce, Paul Jackson Jr. の共演など、写真だけでなくビデオ映像もありますのでお見逃し無く! また、"giving back"サイン入りCDの限定販売はPCI Online Storeへどうぞ。数に限りありますのでお早めに!  (和訳協力:加納良信)