第13回:色々レヴューすることは大事&新作

皆さんお元気ですか?
ほんとにすいません! NAMM SHOWの報告をコラムでしようと思ってましたがロスから帰ってきてすぐに(その前から)新作のDVD(表現能力開発エチュード)の制作に入ったので、教則関連の時に教則関連のコラムはアイデアが混乱するので非常に難しいのです。ご理解くださいね。それとまたレコーデイングなどバタバタやっていました。遅れてすいませんでした。これも良い訳ですが、今まで書いたアンプの重要性など再確認しながらちゃんと意味のあるコラムにしたかったこだわりが、、、またまたすいませんでした!

僕のBBSでもいつもギター、アンプの話題があり、レッスン関連でも質問など、、、。特に僕の通信レッスンに興味を持っておられる方も多いですから、そのためにもいくつか僕が思うこと書きますね。これは、今までのレヴューともなりますが参考にしてください。

まず機材について、

1)ストラトを勧めます。理由は、シングルコイルのトーンが良い。シングル=ほそいと思われる場合が多いですが、細かいからこそピッキングのタッチがよくなり、リズムに対して敏感になります。反対に、”太いトーン” “甘いトーン” など悪く言えば音の通りの悪いマデイーなトーンとも言えます。僕自身も335なども好きですからハムが悪いとは言っていませんが、体にフィットするボデイーシェイプなどピュアーなシングルコイルは、僕の中では、教える生徒さんに是非体験して頂きたいアイテムです。

2)アンプは、なるべくチューヴのアンプが良いですが、大事なことはアンプにつなげて弾く事です。よく最近質問されることでモデリングアンプについてですが、僕にしたらアンプは、ヴォリュームとトレブル、ベースぐらいで十分で後は自分の弾き方次第、、。でもモデリングアンプとか本物のアンプの音を知らないで、いきなりチョイスが多いとその機材に振り回されて、あまり良い結果が出ないのと実際にシンプルなアンプで弾けなくなる? あとあの丸いものに差し込んでヘッドホンやステレオで練習する方は、(最近の通信レッスンで多くなってきました)モデリングの部分で変に気持ち良いEQ(これはアンプに似たトーンを演出するためにミッドやベースが強い)になってるので知らない間に強く弾いてしまっています。でも最近は、このコラムを参考に皆さんとても良い方向になっていますね。

3)音の出し方について。
日本の場合、もちろん住宅状況ありますが、シングルノートは、ある程度のヴォリューム(強く弾いたらうるさいぐらい)にしてかなりソフト(ささやくぐらい)して弾きます。ここが問題で、皆さん音が小さすぎてピッキングが強く、その状態だけでうるさくて夜は弾けないと思い込まれてますね。シングルノートの場合、なま音でほとんど鳴ってないぐらいのコントロールが良いです。これは、今回の表現能力開発エチュードでやっています。参考にしてください。ただリズムギターは、それなりにヴォリュームありますからシングル同様ではうるさいです。なま音とかすかにアンプから鳴るぐらいが良いです。またトレブルを上げる事によって音の通りがよくなり、ベースを控えめにすることによって隣の家に聴こえにくくなります。

4)ギターの弦について
僕は、長年ダダリオを使っています。なぜダダリオが好きか? ファンクからジャズ、ブルースまでジャンルに関係なく自分のトーンが出せる事。どこでもゲットできること。値段的にも経済的にも良心的。僕の生徒さんには、いつも伝えますが、ある程度ギターの弦を頻繁に(これも弾く度数によりますが、)最低2−3週間に一度? は変えて頂くほうが良いです。これは、さびるとかそういう問題だけではなく、古い弦は、トーンが丸くなってイントネーションも悪くなるから(特にベンドたくさんすると)気をつけて頂きたいです。

5)ピックについて
まず素材としては、僕自身、セルロイドが好きです。たくさん生徒を教えて生徒が使っているものは全て僕自身使って経験して感じたことですが、ピックは、自然に削れるものが良いです。同じピックで1ヶ月も持つようなものでは、ピッキングが強くても分からないから、、。ピックボーイのピックが一番好きです。アメリカでもかなり評判良いですよ。みんなアメリカの会社だと思っておられますね。あと厚さは、1ミリがファンクもジャズもいけます。小さいジャズピックは、厚すぎるのと面積が少なくしなりが少ないので僕のようなファンクは弾けないと思います。またピックにあまりにもこだわりスタイルによって変える人もたまに見かけますが、僕が思うにシンプルなほうがいちいち変えなくて良いので便利なのとピックの厚さを変えて弾くということはピックに頼ってる?全てのタッチはご自身の弾き方でコントロールするのが良いと思います。

6)ギターのメインテナンス
これは、何回言っても良いと思います。ほとんどの人ができてないです。バークリーで教えてもよく感じるのは、”これだけお金かけてギター勉強したいのに肝心なギターのセッテイングがボロボロ!”なんでいくら時間かけても弾く楽器がなってないんでコード弾く事もムチャ力が入って、これだと時間をかけるだけ下手になると言ったら分かりやすいでしょう。”努力、時間をかけることも変な良い方ですが、向上することも可能ですし、降下すつことも可能です”

これは人生の面白いとこで、僕もあなたも皆さんも基本的に同じ条件です。同じように1日=24時間あり、同じように歳をとっていく。違いは、感じ方やり方次第。 同じ1分でも楽しめる方? 同じ1時間でも不満に思う方、色々です。これからもお互いに何か同じことでも違う方向から学びましょう!

もう日本で発売開始されました、"表現能力開発エチュード"
これは、今までの演奏能力開発エクササイズとは、ちょっと違って僕の通信レッスンでやっている感じで話しながら弾いて、曲を題材に色々な弾き方、グルーヴ、表現力についてやりました。通信レッスンも1年待ちなので皆さんにちょっと味わって頂ければと思いまして、、、、。

それから僕のホームページ新しくリンクされました。ソロパフォーマンスのDVDもサウンドクリップあります。是非チェックしてください。

僕の新しいロゴ見ましたか? ソロDVDのデザインも植松さんにして頂きました。
植松さんのホームページ
です。センスが素晴らしい!皆さんも是非見てください。

またエミネンンスのスピーカーのサイトで色んなスピーカーを使ったクリップが楽しめます。これも是非聴いてください。色々弾いていますから。またフュークスのサイトのほうでも近いうちに僕のサウンドクリップが紹介されますのでお楽しみに!

ナムショウも写真も僕のサイトで見られますが、いくつかショットを!


BB Preampがゲインが気持ちよく多くの方にも好評でした。 (at PCI booth)

 

いきなり始まったジャム! (with Larry Limpel )

 

この人誰か分かる?
全て会話は、関西弁やった(笑い)

 

ファンの人とエミネンスのブースで。

BB Preampは、今回のナムでまだプロトタイプでしたが、かなり幅広いゲインが十分あって良かったです。もちろんクリーンなブースターとしても使えます。こちらは、もうバックオーダーだそうです。皆さんも試してみましょう!

これは、アメリカに住んでいないと見に来れないですが、6月4日にトモ藤田のギター・クリニックがTone Merchants で行われます。デモ演奏&クリニック8時からやりますから是非来てください。ではまた。

 

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