PCI USA

PCI - Prosound Communications Inc

menu

« 2008年8月 | メイン | 2009年1月 »

2008年10月29日

新井田孝則&養父貴 feat. Adam Holzman JAPAN TOUR 2008

皆さん、

お久しぶりです。既にご存知の方も多いと思いますが、
11月に再び一時帰国し、日本ツアーを行います。

タイトルは少し長いですが、

Takanori Niida Takashi Yofu presents,
"Beat in Pocket" JAPAN TOUR 2008
新井田孝則 (Drums) 養父貴 (Guitar) 田野城寿男 (Sax) 熊谷望 (Bass)
Special Guest : Adam Holzman (Keyboards) from Miles Davis Band

です。

chirashi-nov.2008s.jpg

今回のツアーはギタリスト、養父貴とのコラボレートプロジェクトです。
貴とはバークリーの同期で、寮では隣の部屋住人の関係(笑)。
当時から、同期では唯一本音でグルーヴ、フィール、
ポケットについて話し合える仲でした。それ以来の大親友です。

長い間、上田正樹さんの右腕として活躍し、現在は伊東たけしさんの
ギタリストとしても活動している、日本を代表する、フィール、グルーブが
本当に素晴らしい最高のギタリストです。
ベストセラーを記録したリットーミュージック社より出版した教則本
"ギタリストのための全知識" また"ギターで覚える音楽理論" でも
知っている方も多いと思います。

この企画、水面下で数年前から貴と一緒に煮詰めてきていましたが、
今回のツアーは遂にその時が来たっ!という感じですね!!!

そして今回のこのプロジェクトには、僕のニューヨークでのボス的存在である、
1985年から1988年までマイルスバンドに在籍していた、そして僕の
1stアルバム、Life in the Big Cityでも素晴らしいパフォーマンスを披露して
くれているキーボード奏者、アダム・ホルツマンが参加します!!!

タイトルの "Beat in Pocket" というネーミングは、アダムと一緒に考えた
ものなんです。ポケットにはまったビート&グルーヴ。心地良い、
躍動感のあるビート。グルーヴしていなければ何をやっても全く意味がない。
"Beat in Pocket" には、そんな力強い意味合いが秘められています。


アダムにとって今回の来日は4年振りになります。4年前はマウントフジ
ジャズフェスで、マイケル・ブレッカー、マイク・スターン、
マイク・マイニエリ、ダリル・ジョーンズ、スティーヴ・ガッドと共に
ステップスアヘッドでの来日でした。
「Taka、それ以上のツアーにしようぜ!!!」って言ってくれています。
アダムの、強い心意気を感じますね。

その時の動画を見つけたので、4年前の映像になりますが、
Mt.Fujiの動画を。

もう1つ動画を。これは僕のアルバム、Life in the Big Cityから
Tokyo - New York Express という曲のマイナスワンに合わせての
演奏です。この曲はアダムとの共作で、アルバムの代表曲でもあるので、
ツアーでは是非、貴を交えて最強に演奏してみたいと思っています!


今回のツアー、どの公演も躍動感溢れるファンキーなショーにしようと
思いますが、ファンク、ロック、ブルース、ジャズの中にも、アダムの
参加により、間違いなくマイルスの直伝のジャズの神髄が絡んで来ると思います。

今回のツアーは東京、札幌、帯広、名古屋での4公演。
お時間、チャンスのある方は是非観にいらして下さい!!!
チケットも好評発売中です。詳細は下記に掲載しています。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
東京の会場だけ、予約順(郵便振込順)での入場になり、好きな席を
選べますので、良い席で観たい方はお早めのご予約をお薦めします。
既に相当数、予約が入り始めているとの事ですので。
予約方法はTokyo TUCのホームページに記載されています。
公演10日前から、通常の電話、メール予約に変わるとの事です。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


メンバープロフィール:

新井田孝則 (Drums)
札幌出身。バークリー音楽院卒。現在ニューヨークで活動し、日本人初の
RIAA全米レコード協会ゴールド&プラチナディスク授与ドラマー。
(全米で人気ロックバンド、Trans-Siberian Orchestarのアルバムの
レコーディングに参加し、そのアルバムが100万枚以上の売り上げを記録)
2006年10月には、Adam Holzman (Keys.)、Aaron Heick (sax)、
Jon Herington (Guitar)、Will Lee (Bass)、James Genus (Bass)、
トモ藤田 (Guitar) 等の世界最高峰のミュージシャンが参加した
アルバム、Life in the Big CityをP.J.L./BounDEE, Inc.から
日本全国発売。現在は全世界で発売中。トモ藤田氏の最新アルバム、
Right Place, Right Time では、James Genus (Bass)と共に参加。
2007年7月には、現在世界中から注目を浴びているギタリスト、
Oz Noyの日本ツアーにも参加している。2008年2月には、
トモ藤田氏、Janek Gwizdala (Bass) と共に初の日本ツアーを
決行し大成功を収める。そのツアーファイナルであった帯広公演の模様は、
The Takanori Niida New York Power Trio Featuring Tomo Fujita and
Janek Gwizdala / Live at the Mega Stone in Obihiro と題し、
現在好評発売中。
http://www.takanoriniida.com/j_index.html
http://www.myspace.com/takanoriniidamusic


養父貴 (Guitar)
1988年に渡米しバークリー音楽院に入学、ギターと作・編曲を学ぶ。
帰国後は楽器メーカーのデモンストレーターとしてプロ活動をスタート。
アジア・ツアーや国内イベントなどへ多数出演する。その後Infinite Circle、
臼庭潤Jazz Roots、赤松敏弘氏、篠田元一氏など主にジャズ・フュージョン系の
バンドに参加しCDをリリース。この他にも数多くのJ-Popアーティストの
レコーディングやCMなどの音楽制作も多数手掛け、2005年には
1stソロアルバム "Feelin' Right" をローヴィング・スピリッツ・レーベルから発売。

2003〜07年、日本屈指のR&Bシンガーである上田正樹氏の
レコーディング&ツアーに参加し、その間リリースされた "Smile" "Imagine"
2枚のアコースティック アルバムではギターアレンジを担当、
"Freedom" "OSAKA" ではアルバムのサウンド・プロデュース&アレンジも担当。

音楽関係紙への執筆も多く、特にリットーミュージック社より出版した教則本
"ギタリストのための全知識" はベストセラーを記録、好評を受けて‘05年に
リットーミュージック社より二冊目の教則本 "ギターで覚える音楽理論" を出版。

現在は日本を代表するサックス奏者、伊東たけしグループの
ギタリストとしても活動中。
http://www.takashiyofu.com/

田野城寿男 (Sax)
1978年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークで
デイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。同時に
ニューイングランド音楽院で、ジュリアード、マンハッタン各音校教授でもある
ジョ−・アラッドにも師事する。在学中から自己のカルテットを結成し、
東海岸を中心に精力的に活動。

1987年にはサリナ・ジョーンズの日本ツアーにソロ奏者として参加。
1991年、"25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル" に出演。
この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、
田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で
認め抜擢した。マイルス・デイビス、スティング、レイ・チャールズ等の
そうそうたるミュージシャンが演奏する中で、田野城の演奏に対する評価は
非常に高く、ヨーロッパのいくつかのフェスティバル出演依頼としても現れた。
1994年、ニューヨークにて、サイラス・チェスナットとレコーディング。
1995年、ローレンシャン・ストリングス・カルテット及びニューヨーク・
フィルハーモニー・オーケストラのブルース・スタークとレコーディング。
1996年、ジム・ベアードプロデュースによるアルバム制作を開始。

音楽界以外とも、97年に写真家アラーキー氏、2000年にニューヨーク在住の
イラストレーター黒田征太郎氏とのコラボレーション。
1999年、アニメ映画(アメリカTV用)「イメル」の音楽制作。
01年、山本寛斎プロデュース「ファッション元気主義 in Sapporo」の音楽監督。
04年、アースデイ東京で書道家 武田双雲氏とのコラボレーション、
フジロックフェスティバル出演等、幅広く活動している。
http://www.tanoshiro.com/

熊谷望 (Bass)
北海道芦別市出身。札幌在住。ヤマハピアノテクニカルアカデミー卒。
1990年頃よりベーシスト及びキーボーディストとして演奏活動を開始。
1994年頃よりベースに専念、以後サポートミュージシャン、アレンジャーとして
コンサート、レコーディングなどへの参加もジャンルを超えて多岐に渡る。

2003年、六本木ピットインでの田中栄二(d)セッションへの出演がひとつの
転機となり、2006年、本田雅人(sax)、宮崎隆睦(sax)、松本圭司(p)他を迎え、
初のソロCD『chronochroma』(クロノクロマ)をbootrecordよりリリース。
現在は札幌在住の安斎亨(p)、折原寿一(g)、新村泰文(d)と共にCD制作中、
2008年秋リリース予定。
他に共演はNAOTO(vln)、赤木りえ(fl)、ただすけ(pf)、矢堀孝一(gt)、、他多数。
演奏活動の他、経専音楽放送芸術専門学校講師、ヤマハPMS講師として、
後進の指導も精力的に行っている。
http://nkuma.com
http://nkuma.com

アダム・ホルツマン (Keyboards)
1985年〜88年までの4年間、マイルス・デイビス・バンドに在籍。200以上の
ワールドツアーに参加し、また、グラミー賞獲得アルバム "TUTU" にも参加。
マイルスバンド在籍最後の年、1988年にはマイルスバンドの
ミュージックディレクターにマイルス本人から、直々に任命される。
1998年には、コ・プロデューサーとして、80年代後半のマイルスのライブ
音源をまとめ上げ、Warner Bros. から"Live Around The World" をリリース。

マイルスバンド脱退後、1989年からは Michel Petrucciani (Piano) バンドの
キーボード奏者として参加し、数多くのコンサート、ツアー、
またアルバムレコーディングに参加。ミッシェルとの活動開始と同時期に自己の
グループを結成し、こちらも現在に至るまで精力的に活動を続けている。

自己のバンドの活動を精力的にする傍ら、サイドメンとしての活動も
多忙を極める。90年代初頭は、Chaka Khan、Robben Ford、
90年代中頃は、Wayne Shorter (Sax) グループの一員として、
90年代後半(1997~2000)はGrover Washington Jr.(sax) グループの
一員として、数々の全米、ワールドツアーに同行し、
またアルバムレコーディングにも参加する。

2000年代に入ると、Wallace Roney (Tp.) のキーボード奏者としても活動。
2004年夏には、Mt.Fuji ジャズフェスティバルに、Steps Aheadの一員として
参加。Michael Brecker、Mike Mainieri、Mike Stern、 Darryl Jones、
Steve Gadd と共に素晴らしい、そして熱いステージを繰り広げた。
http://www.adamholzman.com/
http://www.myspace.com/adamholzmanbravenewworld


ツアーインフォメーション:

会場 : Tokyo TUC
日時 : 2008年11月21日 金曜日
開場:7:00PM 開演 : 7:30PM
住所 : 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-16-5 TUCビルB1
TEL : 03-3866-8393
E-mail:tuc@tokyouniform.com
URL:http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/
料金 : 前売5000円 当日5500円

前売りチケットは郵便振込にて受付中。
郵便振込が完了次第予約が成立します。
当公演は予約完了順での入場になりお好きな席を選べます。
詳しくはTokyo TUCホームページをご覧下さい。

会場 : 札幌 MESSE HALL
日時 : 2008年11月22日 土曜日
開場:6:30PM 開演 : 7:00PM
住所 : 〒060-0063 札幌市中央区南3条西3丁目11 (メッセビル5階)
TEL : 011-271-5571
E-mail:info@messe-hall.com
URL:http://kikuya.info/
料金 : 前売5000円 当日5500円

前売りチケットは2008年9月15日より、
メッセホール6階・メッセスタジオにて販売。
ローソンチケットは10月1日から販売。 <ローソンLコード 15935>


会場 : 帯広 MEGA STONE
日時 : 2008年11月23日 日曜日
開場:6:30PM 開演 : 7:00PM
住所 : 〒080-0806 帯広市東6条南5丁目 メガセンター内
TEL : 0155-26-7325
E-Mail:moptops@netbeet.ne.jp
URL:http://www.j-guitar.com/sp/lis/sho/inf.cgi?sid=1418
料金 : 前売5000円 当日5500円

前売りチケットは2008年9月15日より、
メガセンター内mopTops店頭にて販売。
ローソンチケットは10月1日から販売。 <ローソンLコード 15935>


会場 : 名古屋 TOKUZO
日時 : 2008年11月24日 月曜日 (勤労感謝の日振替休日)
開場:6:00PM 開演 : 7:00PM
住所 : 〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1-6-8
ブルースタービル2F
TEL : 052-733-3709
E-mail:info@tokuzo.com
URL:http://tokuzo.com/
料金 : 前売5000円 当日5500円

前売りチケットは10月1日からTOKUZO店頭で販売。
また電話、Eメールでの予約も受け付けます。
チケットぴあでも同じく10月1日から販売。 <ぴあPコード 305-456>

※※※※※※※※※※※※※※※※
札幌公演と帯広公演のローソンLコード、
どちらも同じですが購入の際に観たい公演日を
入力すると自動的に札幌、帯広に振り分けられます。
※※※※※※※※※※※※※※※※


ここからは今回のツアーに関連した補足ニューすです。
まず、どの会場でもメンバーのCDを手売り販売します。
僕もファーストアルバム、Life in the Big Cityを始め、
2月にトモ藤田さんとJanek Gwizdalaと行ったツアーから、
帯広公演のライブアルバム、Live at the Mega Stone in Obihiro
も販売します。この帯広ライブアルバムは、日本では流通を通して
販売はしていないので、普段は僕に直接オーダーを頂き、ニューヨークから
エアメールで郵送する方法しかないのですが、 今回のツアーでは、
会場で販売する予定です。

Life in the Big City
3038.jpg
新井田孝則 (Drums)、Adam Holzman (Keys.)、Jon Herington (Gt.)、
トモ藤田 (Gt.)、James Genus (Bass)、Will Lee (Bass) and others.


Live at the Mega Stone in Obihiro
live_obihiro1.jpg
新井田孝則 (Drums)、トモ藤田 (Gt.)、Janek Gwizdala (Bass)

もう1つ。今回のツアー後ですが、レッスンツアーも幾つかの地域で
行う予定です。名古屋は申し訳ありませんが、既に一杯です。

ーーーーーーーーー
12月1日月曜日から3日水曜日までの間、
九州、福岡市天神にある24時間営業のスタジオ、
MRTミュージックスタジでレッスンを行います。

http://mrt-music-studio.hp.infoseek.co.jp/
レッスンは12月1日月曜日、夕方から
12月3日水曜日、午前中までの間受け付けます。
既に受講者が決まり始めている状況ですが、
受講してみたい方は僕まで直接メール下さい。
24時間使えるスタジオですので、深夜過ぎ、明け方の
リクエストがあればその時間でもやります!!!
ーーーーーーーーーー

東京は、11月19日水曜日、20日木曜日、午前中から
午後2〜3時まででしたらまだ若干名レッスン可能です。
会場は前回と同じBeats-Paradiseになります。

http://www.beats-paradise.jp/index.html
東京でレッスン受講希望の方はご連絡下さい。

ーーーーーーーーーー

福岡の後は、北海道東部でのレッスンも計画中です。
出来れば12月5日金曜日、6日土曜日に行う方向で現在調整中です。
釧路方面でレッスンを受講してみたい方がいらっしゃい
ましたら是非ご連絡下さい。

本当の基礎とは何か?無理なく大きい太い奇麗な出す為には?
小さくても粒のしっかりした音を出す為には?
速く叩きたい、疲れない為には、その為の脱力とは、どうしたら脱力出来るのか?

上の動画は僕のスタジオで撮った、右左左右右左の手順、6連の動画です。
偶然Youtubeがカットした静止画が、丁度左手はショット時でした。
指が伸びきっているの、分かりますか?
ショット時、まったく握っていないんです。これも、重要な部分です。

その様な本当の基礎の部分の叩き方から、
音楽を演奏する上で一番重要なタッチ、トーン、音の重要性、
タイム感、グルーヴ、フィールにまで及んだレッスンになります。

受講希望の方は僕まで直接ご連絡下さい。

それでは今回はこの辺で。

新井田孝則


Takanori Niida Official Website
Takanori Niida Myspace

投稿者 niida : 13:41