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2002年11月16日

第13回:Trans-Siberian Orchestra 特集

皆さんお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。
今回は Trans-Siberian Orchestra 特集です。
Savatage/Trans-Siberian Orchestra ファンの方は必見ですよ!
ちなみにシベリアンではなく"サイベリアン"と読むのが英語読みです。

早いものでTSOファミリーの一員になってから1年が経ちましたが、ここでちょっとTSOについて簡単に説明したいと思います。TSOは1996年にSavatageのサイドプロジェクトとして発足しました。Savatageがクラシックロック、ヘビーメタルバンドなのに対しTSOはロックはもちろんの事、ジャズ、R&B、ゴスペル、クラシックの要素を含んだクリスマスロックオペラバンドです。実はこのサイドプロジェクトとして発足したTSOが現在本家Savatageを置いてアメリカで大人気、大ヒット中なのです。

去年初めてTSOのコンサートをニューヨークのビーコンシアターで関係者という形で見たのですが、一番驚いたのが客層の広さでした。ロックキッズでうめ尽くされるのかと思っていましたがぜんぜんそんな事は無く、家族連れからおじいちゃんおばあちゃんまで本当にびっくりする位の客層の広さです。SavatageのHPのTSO discussion forumでも色々と盛り上がっていますが地方によっては家族全員で車で5~8時間位かけてコンサート会場まで行き、コンサートを見て、一晩ホテルに泊まって、という様な感じで1年の内で重要な行事の1つみたいになってるんですよ。現在アメリカの様々な都市、町から公演しきれない程のオファーがあって、 TSO East、TSO Westと今は2班に分かれてツアーを行っていますが全く追い付かない状況です。

去年の今頃、このコラムでTSOと契約したと報告しましたが、去年のこの時期(ツアー)のポジションはバックアップでした。何かあったら直ぐ現地に飛んでプレーしなくてはならないポジションにいるので、と書きましたが実はこれって100%の内の1%位で、バックアップの本当の意味合いは次の年のツアーに行くための準備期間、だと思います。数カ月前にこのPCI Discussion Forumで僕宛にTSO/Savatageファンの方から書き込みを頂きましたが(嬉しい限りです)、そこで今年も2班に分かれてと書きました。そう、本当は今年は当初3班(TSO East, West, Central)に分かれる予定だったのです。が、他のメンバーの設定、その他諸々の理由により今年は3つに分かれるには準備不足という事でTSO Centralは流れてしまいました。秋口位からタカノリはWestに行く、行かない、行く、行かない、と二転三転して、結局のところこれからTSOはどんどん大きくなって行く過程でファミリーの中でのリレーションシップを第一に考えて今年もこの時期のポジションは去年と同じ。ちょっとだけ残念ですけど、この非常に厳しいニューヨークの音楽業界の中でTSOファミリーでいられる事を幸せと思わないといけないですね。

ちょっと自分の話になってしまいましたが話をTSOに戻しましょう。
これからTSOは3つ、4つ、5つとどんどん大きくなって行く予定です。アメリカ国内だけではなくSavatage人気の高いヨーロッパでもTSOの人気が飛び火しているので、近い将来TSO Europeなんかも出来るかもしれないですね。個人的には数日でも良いから日本にも行ければと思います。既にSold Outの所もあるかもしれませんが、チャンスのある方は是非TSOのコンサートへ行ってみて下さい。全く音楽に興味の無い人でも楽しめると思います。何かこう、肌でクリスマスを感じ取れるんです。僕もTSOの一員ですがこの時期に TSOの曲を聞くと、クリスマスだなあっとしみじみと思ってしまいます。多分遠方からコンサートに来る人達も、おじいちゃんもおばあちゃんも皆TSOと共に肌でクリスマスを感じたいんだと思います。本当、素晴らしいですよ。

さて、ここからは先日(11/4)からSIRで行われたリハーサルを幾つか写真に収めましたので紹介したいと思います。

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Savatage/TSO Eastのギターリストとドラマー、Chris CafferyとJeff Plate。
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同じくChris Cafferyと彼の愛猫のヘイリー。まだ子猫中の子猫です。
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あまりにも可愛いのでもう1枚。Chrisの無雑作なバッグからいつも現れては皆に愛嬌を振りまいていました。リハーサル中どんなに大音量(爆音)になってもこの椅子の上でおとなしくしています。多分ロック好きの猫になるんでしょうね。
 
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Savatage/TSO WestのベーシストJohnny Lee Middletonとヘイリー。TSOのツアーに参加するのは1999年以来で今回のツアーがまだ2回目だそうです。フロリダ在住。 Savatage/TSOは無論NYベースなんですけど、メンバーは意外とアメリカ中に散らばって住んでいるんです。そんな訳で一同こうやって顔を会わすのって1年通してもそんなに多くは無いんですよ。
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同じくJohnny Leeと筆者。今回のリハーサル中最も多く一緒にプレーした1人です。一番面白かったのがTSO EastとWestの混合バンド。多分これからの為のコンビネーションなんかを色々チェックしてたみたいですけど、僕がドラムでベースがJohnny Lee、ギターがWestからAl、EastからChris。AIとChrisの組み合わせって実はTSOが2つに分かれる前のコンビネーションなんです。勿論この2人、Savatageでは一緒なんですけどTSOでは現在は分かれて弾いています。今でもこの2人のコンビネーションをTSOで望む声が多いんですよ。ちなみにJohnny Leeはしゃぶしゃぶが大好物だそうです。
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筆者 with V-Drums。
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TSO EastからセカンドキーボードのMee-Eun KimとギターのAlex Skolnick。 Mee-Eunは韓国出身です。AlexはロックバンドのTestament出身でSavatageに在籍していた事もあります。AlexのHPの1ページ目に彼の昔の写真と今の写真が並んで載ってますが別人と思える位違うんですよ。昔はギンギンのロックギターリストでしたが今は勿論ロックも弾きますがジャズギターリストです。TSOが2班に分かれた2000年からTSO Eastのギターリストとして活躍しています。Chrisがギンギンのロックなのに対してAlexはベンソンみたいで、好対照なのがなかなか面白いです。Alexと知り合ったのは去年のTSOからですが、彼を初めて見たのはその前の年のAdam Holzmanのライブでサブとして弾いて時でした。その時は話すチャンスがなかったのですが、凄い良かったのを覚えています。それで去年のTSOのリハーサルの時に「Adamの所で弾いた事ある?」って聞いたら、「え、何で知ってるの」みたいに始まって、New SchoolではAdamの生徒だった事も聞き自分もAdamと一緒に活動している事を話し、それからお互い意気投合してしまいました。Bobからも一緒にバンドでもやれば良いのにって良く言われます。
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Savatage/TSO Westのギターリスト、又TSO WestのミュージックディレクターでもあるAl Pitrelliと奥さんのJane。Janeもミュージシャンで現在はTSO Westのキーボードプレーヤーとして活躍しています。あと忘れちゃいけないのがAlとJaneの愛犬モウス。リハーサル中いつもスタジオの中を走り回っていました。

皆さん、特にSavatage/TSOファンの皆さん、楽しんで頂けましたでしょうか。これからも自分の活動も含めてTSO関連のトピックを取り上げて行ければと思っています。

それでは今回はこの辺で。又次回お会いしましょう。

投稿者 admin : 10:34


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