« 第8回:今年もよろしくお願いします。 | メイン | 4月 »

2006年3月 1日

3月

今年になってやっと二回目のコラムだ、ホント嫌になる。
寒い、長い冬がやっと去りつつある。しかし春を実感するにはあと一と月はかかるだろう。
アメリカといっても寒い所はとことん寒いみたいですが、カリフォルニアなんかは年中過ごしやすくて羨ましい限りですね。

さて先のトリノ冬の五輪で日本は不振に終わり唯一フィギアースケートで荒川静香がメダル、それも金メダルを取ったので凱旋帰国した荒川一色の感がありますが、仕方ないでしょう。
かくいう私も彼女の演技には感動して涙ものでした。

冬は家にいることが多いせいかネットでCDやDVDを買う回数が増えてしまう。
この冬も色々買ってしまった、今年の目標としてアメリカ旅行を掲げたが第一目標のNEW ORLEANSがカトリーナによるダメージのため行く時期を遅らすという結論になりそうである。
去年の秋あたりからNEW ORLEANSのBLUES やFUNKを主に買い漁ったがこれがなかなか面白くてはまってしまった。知っていたPLAYERも「そうかN.Oだったのか」とか素晴らしいPLAYERがこんなに沢山いるのかと興味津々、やはりBLACK MUSICの宝庫だなあと改めて驚かされた。
他の地とは違った匂いが南部のというか、泥臭いようであっさり、いなたくてかっこいい、なんだかよく分からない表現になってしまったがとにかく親しみが湧くのである。
山岸潤史を始めとして日本人のPLAYERも多く活動してるみたいなので見てみたいものだ。

それにしても偉大なオリジネイター達がいて凄い音楽を産み出していったものである。
FAT'S DOMINO .PROFESSOR LONGHAIR. ALLEN TOUSSAINT. MEETERS. LEE DORSEY ......................
キリがないので列挙はまた別の機会にしたい。
N.Oの音楽はgrooveに溢れていてしかもbluesの香りが漂う、funkyという言葉がぴったりだ。
Tipitinaというライブハウスの過去のライブ映像を見たが私の知らない、日本で知られていない若いバンドでも強力なサムシングを持っているしやはりノリが抜群だ。
JAZZの発祥地であり様々な音楽的要素を混合させながら発展した音楽の地NEW ORLEANS
どのくらい復活しているのだろう?

日本ではPSE問題が起きている、古いアンプやシンセサイザーが売買出来なくなるというとんでもない法みたいである。あちこちで反対署名運動が起きている、アメリカでこのような法律はあるのだろうか?

2/22.23二日間ここのコラムでもおなじみのヒロ・鈴木氏とギター・ジム、ライブを共にした。
ライブでは本場の空気を持ってきてくれた、tastyでgood soundなギターを聞かせてくれた。
slideもいいし、歌がうまくて声がいいのにも驚かされた。実に楽しい時間が過ごせた。

2/25には京都でWEST ROAD BLUES BAND SP(山岸潤史は不参加)のライブがKBSホールであり共演した金子マリさんのバンドと70年代風盛り上がりが楽しかった。

とまあこのような近況です。

投稿者 shiotsugu : 2006年3月 1日 22:19