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Big Boss名古屋店

愛知県名古屋市


大村店長


大村店長とアレン・ハインズ

アレン・ハインズのセミナーでMIの多くの生徒さん達と盛り上がりました。根っから音楽が好きな、頼りになる兄貴という感じで皆さんに慕われている大村店長のお話です。

PCI:BIG Boss名古屋店さんはいつ頃からここでご商売されているのでしょう?

大村:もう20年以上前だと思います。 正確な時期は覚えていませんが名古屋では老舗です。 僕は3年程前から店長をやっています。

PCI:3年前程前に、一度お邪魔したのですが、今回随分お店の様子が変わっています。 現在の状況を簡単にご説明して頂けますか?

大村:まず入り口から弦、ケーブル関係の小物があり、安い物からある程度こだわった物まで揃えています。 ギター関係もビギナー向けの物からだんだん奥へ行くと海外のカスタムメードギターも各種揃えています。 Xotic Guitarも置いてあります。 店の奥の方へ行くと、リペア専門のコーナーがあります。 こちらでは主に修理のみを行っています。 ギター製作の方は、前の店だったところに工房があったので、そちらで引き続きやっています。 


工房の長屋さん(Master Craftman)とスタッフの方

PCI:工房とお店は別の建物になった訳ですね。 3年前に比べて、随分お店が大きくなりましたね。

大村:そうですね。 後はメインのESPのオーダーメードコーナーとESPギター、ベースを壁一面にディスプレイしております。 それから、わりとうちはスタックのビッグサウンドのアンプが人気あるんで、一番奥にアンプのコーナーを比較的大きくスペース取っています。 

アンプの手前にエフェクターペダルがずらっと並んでいます。 エレキギター、ベース専門でという感じではあります。 

PCI:そしてもう1つ別のビルで本日アレン・ハインズのセミナーをやりますが、ここには何があるんでしょう?

大村:ここはMI名古屋のビルで上にギタークラフトのクラスがあり、スタジオ、ホールもありますね。 僕もお店入る前はここのギタークラフト養成学校を卒業したんです。

PCI:ギタークラフト養成学校、演奏のクラス、ギター工房、楽器店、リペアショップ、スタジオ、ホール、全て揃っている訳ですね。 

大村:そうですね。ここへ来れば一個所で全て揃っています。

PCI:これだけ全て揃っている場所は他に無いですね。 素晴らしいです。 本日はアレン・ハインズのセミナーに大変多くの方々に集まって頂き嬉しく思います。アレンについてはどんな印象を持たれましたか?

大村:もともと僕はジャズ、フュージョンが好きでPCIサイトのReality Web Videoを見てアレンの音楽や使ってる機材を見てWelcomeという事になったんです。 出来れば僕自身が彼とセッションしたかったくらいです。

PCI:今日のセミナーでは生徒さん達とアレンのセッションのコーナーがあり、大変盛り上がりましたね。 アレンも随分楽しんでいた様です。 

大村:生徒達は最初あがっていた様ですけど、最後は結構盛り上がりましたね。 時間があれば僕も参加したかったです。

PCI:お店の方で取り扱ってるギターで特に最近話題の物、力を入れておられる物はなんですか?

大村:ギターだとやっぱり自分のブランドESPがメインになりますが、お店が大きくなってからはジャンルの幅が大変広くなりました。 色々なお客さんの要望に合わせて他では手に入りにくい物も増やしています。 ただ並べておくだけでなく、もうちょっとこだわって「これ間違い無いから、使ってみてはどうですか?」的なスタイルは変えずに行きたいと思っています。 

PCI:お店には今何人いらっしゃいますか?

大村:僕を入れて5人です。

PCI:アンプやエフェクターで最近よく売れている物、話題になっている物はなんですか?

大村:アンプでは、いかに歪んで低音が出るかって言う事になるとディーゼルが一番ですかね。 次はやっぱりメサブギですね。 うちはちょっとコンボはあまり強く無いんですけど、Dr. Z AmpはMIの先生がよく使っていらっしゃいます。 小さなクラブへ持っていって、すぐ繋いで良い音が出ますからね。 逆に王道のマーシャルが最近あまり人気が無いです。 「なんかちょっと違うカスタム系のアンプを探しているんです」というお客さんが最近多いですね。 

PCI:エフェクターは如何ですか?

大村:Xotic Effectsが人気ありますね。 BB Preampが出るまではAC Boosterが断トツで人気があったんですが、BBが出てからは両方拮抗しています。 限定品のクロームペダルも問い合わせ多いですね。 PCIのサイトを見て買いに来ますという人も結構多いです。

PCI:ありがたいです。 名古屋には競合店も多いと思いますが、ビッグボス名古屋店のセールスポイント、モットーはなんでしょう?

大村:基本的には「お客様はアーティスト」だと思って接しています。楽器のメンテナンスについてはこちらはスペシャリストなので、常に同じ良い状態で楽器を維持させて頂くということをモットーでやっています。 普通の楽器屋さんと違うのは、このメンテナンスの部分だと思います。 スタッフ全員が楽器の調整とかを出来ます。 

PCI:それは楽器を買う人にとっては心強いですね。

大村:それと、お客さんの「ここはこうしたい」という個別の要望にも出来るだけ対応出来る態勢となっています。 

PCI:品揃いとしてはいかがでしょう?

大村:海外のアーティストの機材をチェックして、「彼はこれを使ってる様だけどまだ日本に入っていないのかな?」とかを小まめにチェックして新しい良い物は出来るだけ積極的に入手する様にしてます。 こちらが新しい情報を発信する様にならないと、最近はネットでお客さんが早く情報を手に入れる様になりましたからね。 それに負けない様に早く調べて、新しい情報を発信する様に努力してます。 マメじゃないとなかなか厳しいですね。

PCI:ネットの話が出ましたが、ネットでの販売もやっておられますか?

大村:一応オンラインショップみたいな物も作ってはいますが、やっぱり店に来て頂いて楽器に触ってもらって売るというのが一番いいかなと思っています。

PCI:この名古屋の大須という地域性に何か特徴はありますか?

大村:値段よりかは人と違う物を求める人が多いですね。 いわゆる偏屈というか、頑固な人が多いと思います。

PCI:お客さんの年齢層はどうですか?

大村:最近は広くなりました。 中学生くらいから50代まで居ますね。

PCI:最近話題の団塊の世代の人達の来店は増えているんでしょうか?

大村:そういう波は若干ありますね。 今まで持っていた物を引っ張り出して、うちで修理をしたり、あの頃買えなかった憧れのギターを買ったりとかというお客さんが増えてきました。 

PCI:大村店長ご自身の事もお聞きしたいのですが、楽器は何をされるんですか?

大村:ギターを弾きます。 

PCI:バントもやってるんですか?

大村:バンドは長い事やってないです。 結構わがままなんで、自分のやりたい様にやってしまうんです(笑) また時間を合わせるのがなかなか難しいので。 

PCI:どんな音楽がお好きなんでしょう?

大村:好きなのはブルース、ロックですね。 もともとジミヘンとかジェフ・ベックとかレイボーンが好きで、またそれが好きそうなミュージシャン、例えばマイケル・ランドーなどを聞きます。 

PCI:ぜひ次回はアレンとセッションをして頂きたいですね。

大村:ぜひやりたいです。 でもすぐ負けちゃいますけどね(笑)

PCI:最後にPCIサイトの読者に何かメッセージがあればお願いします。

大村:何か自分の思っている事を形にしたい人とか、自分の今持っている楽器を変えたいとか、なんとなくでもイメージがあれば遠慮せずうちの店に来て頂いて気軽に相談してください。 遊びに来る感覚でぜひお越しください。

PCI:サウンドや機材について相談に乗って頂けるスタッフが揃って居ますからね。 

大村:そうですね。 リペア関係だと、レジのカウンターの所に座れるバーみたいな場所があります。 そこで喋りながらギターについてご相談に乗らせて頂きます。 皆さんそんな感じです。 気軽にちょっと気になる事があってお茶しに来たくらいの感じの方が多いです。 

PCI:よく分かりました。 今日はお忙しい所ありがとうございました。
(10/31/2006)

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