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2007年1月26日

その9 ひたすら主張!!

皆さん。遅れましたがあけましておめでとうございます!!Tatsunoriです!!
長らく体調不良やNAMM SHOWや連日によるライブ(見る方)によって忙しくて執筆(?)が滞っておりました。

今日はジンシ小崎さんのプライベートレッスンを受けてきました。

彼とはMIに入ってからのなが~い付き合いになっています。
前にも書きましたが、トモ藤田さんのバークリー時代の友達だそうでこちらに来る前からメールのやり取りをしていました。
そして、MIに入り運命的にも(?)プライベートの先生に。

MIのプライベートレッスンの授業の仕組みを簡単に説明しますと、
1時間一コマになっていて週1度の学校側から指定されたもしくは自分の選んだレッスンを受けることが義務になっています。
普通の授業を受けるのと実際の感覚は変わらないと言うことですね。
すべての生徒が受けるわけですから、人気のある先生はすぐにいっぱいになってしまいます。

新学期のためのレジストレーションがあるのですが、
MIではいわゆる「早い者勝ち」というシステムを使っていて、
指定の日に並んだ順番で自分の取りたい授業やプライベートの先生を先に選ぶ権利を与えられます。
・・・とはいえ、一番の人は当日の朝2時、3時から並び続けてやっとだそうです。

それにより2学期のレジストで「君に残された授業はヘヴィメタルしかない」とサラッと言われ、
取りたくも無い授業に高い授業料を払うのはイヤでしたので、去年の3月やめることにしました。

それらのことは次回にでも書きましょう。

・・で、プライベートレッスン。
実際のところ本当にジンシさんのをとっていて良かったと思います。
もちろん他にもたくさん良い先生はいます。
スタイルに合わせて授業を取れば良いと思います。

つまりジンシさんは僕のスタイルにもとても理解のある人だったのです。
彼にレッスンを受けたことによって他のミュージシャンの見方や音楽の聴き方がガラリと変わりました。
それに伴って演奏もずいぶん良い方向に変わることが出来たと思います。

「アメリカに行くのに日本人にレッスンを受けてもしょうがないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
でも、実際のところ頭をひねって考えてみるとどうでしょう?
アメリカ人はこっちに滞在するのは当然だしとやかく言われることもないと思います。
日本で日本人が活動するのは当然なのと同じです。

長くこっちに住んでいればそれなりに障害もあったでしょう。
それらを乗り越えてMIやLAMAやバークリーの教師としてこっちに残ると言うことは
相当の力がないとできないことではないでしょうか?
つまり「ライオンの群れの中にいるウサギ」を想像すればそのウサギは多分ライオンよりもすごいとは思いませんか?

だから僕自身よくこっちに来る人が思う「アメリカだから日本人とは喋らない」とか言う発想はもっともナンセンスだと思います。
こっちではなるべくそういった「無意味な壁」作らないことが大事だと思います。
それが無かったらトシヤナギさんというすばらしいギタリストにも合えなかったし。

実際「別にあのミュージシャンには興味が無い」と言って5ドルくらいや無料のライブに誘っても断る人が少なくありません。

僕はなんでもとりあえず見に行ってしまいます。
それがダメだとしても言ってみないと分かりません。
何かを制限することは勿体無いです。

心は常にオープンに!
これに尽きます!!

日本でも同じだと思います。
上手い人はたくさんいるのだからたくさん見に行けばいいのです。
それがこっちにくる前にもっとやっておきたかった後悔の一つになっています。

以上。ひねくれものの主張でした!
苦情は受け付けません(笑)

写真はジンシ小崎さんです。
ギグでジャズを演奏していました。とてもインスパイアされるギグの一つでした。

DSCF1984.JPG

投稿者 tatsuxxx : 23:35